ハイレゾ選びで後悔しない3つのポイント

high-resolution

今回はハイレゾについて、
解説していきたいと思います。

目次

ハイレゾ音源とは

ハイレゾの言葉が一般的になったのは
Apple MusicSpotifyなどの
音楽ストリーミングサービスの台頭が
要因だと思われますが、
具体的にどういう音がハイレゾなのか
定義を見てみましょう。

High-Resolution Audioとは、
CD-DAのサンプリングパラメータ
(44.1 kHz, 16bit)よりも
レゾリューションが高いデジタル
オーディオのこと。

Wikipediaより

上の引用にもあるように、ハイレゾとは
ハイレゾリューションオーディオの略です。

なぜハイレゾがいいのか?


私のプレイリストの中にはひと昔前の
CD音源とハイレゾが混在していますが、
聴き比べると、一目瞭然ならぬ一聴瞭然
全く音質が違うのです。

4ピースのバンド音源で例えると、
各パートの明瞭さがCD音源では
曲によって曇りがちだったのが、
ハイレゾでは、クッキリと明るくなり
各パートの存在感がグッと増します。

一昔前のCD音源は44.1 kHz,16bit
録音されていましたが、
ハイレゾは48kHz以上,24bit以上
録音される為、CD音源では聴きにくい音も
ハイレゾでは聴こえる理由がここにあります。

今後はハイレゾ録音が音楽の
スタンダードになっていくと
個人的には思っています。

ハイレゾのデメリット

ハイレゾのサンプリング周波数が高い事は
上記で述べましたが、それだけ情報量が
多くなりますので、ハイレゾはCD音源に比べ
どうしても容量が大きくなります

一般的にはCD音源の場合、5分間であれば
ファイルサイズは約50MB程度ですが、
ハイレゾの場合、同じ5分間でも
圧縮をしないWAVでは330MBにもなります。

Taka

ハイレゾだと、なんと
約7倍近い容量になります!

ハイレゾを聴く上で留意するべきポイント

さて、ここからはハイレゾを聴く上で
気をつけたいポイントについて
順を追って述べていきます。

オーディオのソースを確認する

通常、ハイレゾを利用する場合は
音楽ストリーミングサービスか
専用サイトから購入する場合が多いと
思いますが、いずれも最近では
ロスレスという言葉がよく出てきます。

ロスレスというのは通常CD音源の
音質のロス=欠損が無い音源の事です。

MP3AACといったコーデックでは
圧縮している為、容量を小さくする
メリットがある反面、音質が悪くなる
デメリットがありました。

その音質を悪くするデメリットを改善しつつ
圧縮も可能なFLACALACといった
新しいコーデックの形式で録音した音源が
ロスレスです。

ハイレゾでもFLACALAC形式の音源は
ありますが、ハイレゾを配信している
ストリーミング、もしくはサイトも
ハイレゾとロスレスを分けて配信、販売を
していますので、気をつけて下さい。

ハイレゾ対応のプレーヤーで聴く

ストリーミングでも配信サイトで
購入する場合でも、ハイレゾをサポートする
プレイヤーもしくはヘッドフォン(イヤフォン)
聴く事で、ハイレゾ本来の音質を楽しめます。

またDACと呼ばれるデジタル・アナログ
コンバーターを使う事で、よりハイレゾの
素晴らしさを味わえるでしょう。

スピーカーで聴く場合は音響に注意する

もしスピーカーでハイレゾを聴く場合、
リスニングルームの音響にも注意が必要です。

部屋のサイズ、形状、家具の配置などの要因で
音質に影響を与える可能性があります。

不要な反射や共鳴を最小限に抑える為に
吸音材音響拡散パネル等で環境を
整えてみて下さい。

まとめ

以上、ハイレゾについて解説しました。

今後ミュージシャンがリリースする楽曲は
ハイレゾが主流になっていくと思われます。

まだハイレゾをサポートしている周辺機器を
お持ちで無かったり、買い替え予定の方は
ハイレゾ対応の物に切り替えていくと
いいかもしれませんね。

当ブログで公開している音源も
通常48kHz,24bitで録音していますので
高解像度の音源を聴いてみて下さい。

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